BC-11AH-A2 について

Posted by: ryuchi

BC-11AH-A2の紹介をいたします。

 BC-11AH-A2 本基板は Raspberry Pi シリーズ用HAT基板である。本基板は、IEEE802.11ah 無線規格に対応した ASKEY社製モジュールを実装しており、Raspberry Pi に接続するだけで容易に使用できることを目的としています。また追加でコネクタを実装することにより、UART経由したスタンドアローン状態で使用することもできます。

 主な仕様

 本基板の基本的なスペックは下記の通りです。

  •  材質 FR-4 外形サイズ 65x56 mm 基板厚さ 1.6mm (部品高さを含まず)
  •  層構成数 2層
  • 取付用穴 M2.6用 4ヶ所 (Raspberry Pi と共通)
  • 電源電圧 3.3V Raspberry Pi より供給

パーツ配置 

  1. スタッキングコネクタ  Raspberry Pi接続用
  2.  SWDコネクタ 
  3.  拡張用コネクタ UART0/UART1 および 起動mode設定用
  4.  外部電源入力用コネクタ
  5.  SMA コネクタ

 2~4 項のコネクタは、未実装です。 Raspberry Pi と接続して利用する場合は、必要ありません。

本基板を Raspberry Pi と接続せずにUART経由で スタンドアローン状態で使用する場合に、 3項 および 4項のコネクタを実装することで使用することが可能になります。これらはユーザ側での実装作業になります。

5項の SMAコネクタには、必ず付属のアンテナを接続して使用してください。

付属のアンテナ以外を使用すると技適の範囲から外れます。この場合 日本国内で使用するには 改めて電波法令関連による技術基準適合の認定を受けるか、無線局免許の交付を受けるなどの手続きが必要となります。 Raspberry Pi に装着して利用する方法については、BC-11AH-A/A2用設定済み起動イメージファイル2025.11 Releaseを参照してください。

以下は、Raspberry Pi に接続せずに、UART経由でスタンドアローン状態で使用する場合について記述しています。

本基板に実装している 11AHモジュールのUART には、UART0 と UART1 の2ポートあります。本基板ではCN5 コネクタに配線されています。UART を使用する場合は、このコネクタに接続してください。

CN5 ピン割り当て表

No 信号名 摘要
1 XIP XIP mode設定用
2 MODE 起動モード設定
3 GND GND
4 UART1-TXD UART1 の送信
5 UART1-RXD UART1 の受信
6 GND GND
7 UART0-TXD UART0 の送信
8 UART0-TXD UART0 の受信

   

  • UART0 および UART1 の信号レベルは C-MOS 3.3Vです
  • XIP/MODE をショートにすると XIP mode (モジュール内の XIP ROM実行) になります
  • XIP/MODE をオープンにすると ROM mode ファームウェアの書き込み待ちモードになります
  • ハードウェアフローは UART1 のみサポートされますが、CN5 には配線されていません。必要な場合は 基板上の R1/R2 のパッドに直接配線して引き出してください。

スタンドアローンでの電源について

スタンドアローン状態で電源を供給するために CN3 にDCジャックを実装してください。

安定化された 3.3V 200mA以上の供給能力のある電源を接続してください。 DCジャックは センタープラスです。 

DCジャックは 秋月電子通商さんで取り扱いのある MJ-179PH 等が利用できます。

Raspberry Pi に接続しているときは、DCジャックには、電源を接続しないでください。

本基板の回路図は、 以下の github にて公開しております。

BC-11AH-A2 回路図